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マンション・アパート外壁塗装・大規模修繕・防水工事に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします！

マンションやビルの所有者の皆様から、さまざまなお悩みやご相談をお受けしていますが、その中でもっともよくあるご質問のひとつが『大規模修繕』に関するものです。

マンションやビルは外見からは頑丈に見えるかもしれませんが、実際には雨や紫外線、熱などの自然の影響を受け、徐々に劣化が進行します。

そのため、劣化が発生した場合には、迅速な補修や適切なメンテナンスが必要です。また、定期的な大規模修繕工事も欠かせません。

しかし、大規模修繕には工事費用がかかる上、居住者にとっては騒音や臭いなどが一時的に生じ、不便を感じることもあります。そのため、その必要性について疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。

しかし、建物の適切な維持と安全性の確保はもちろん、資産価値の向上にも大いに寄与します。したがって、大規模修繕工事は非常に重要な要素です。

そこで、ここでは大規模修繕の必要性について詳しく解説していきます。

＜目次＞
■大規模修繕を行う3つの必要性
①経年劣化から建物を守る
②居住者のより快適に暮らしてもらえる
③資産価値の維持・向上
■まとめ

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■大規模修繕を行う3つの必要性

①経年劣化から建物を守る

建物がどれだけ頑丈に造られていても、雨や紫外線、熱などの自然の要因に晒され続けることで、劣化は避けられません。

特に鉄筋コンクリートで造られたマンションは、耐久性だけでなく耐火性や遮音性にも優れているため、修繕の必要性が見逃されがちです。

しかし、雨や晴れの日の気温差による外壁の収縮と膨張は、外壁にひび割れや剥離を引き起こし、最終的には建物の耐久性を低下させます。

この劣化現象は通常、建物の完成から10年以上経過すると顕著に現れ、さまざまなリスクを引き起こす可能性が高まります。

たとえば、多くのマンションでは外壁にタイルが使われていますが、これらのタイルは外壁の収縮や膨張によって接着力が衰え、最悪の場合、タイルが剥がれて落下する危険性が生じます。

同様に、高い防水性を持つ塗料で外壁が塗装されていても、塗膜が劣化すると外壁自体の劣化を引き起こし、最終的には耐震性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

したがって、建物を経年劣化から保護するためには、定期的な大規模修繕が非常に重要です。

②居住者のより快適に暮らしてもらえる
近年、高齢化が進展している状況下で、マンションやアパートの住民がより快適な生活を享受できるようにするための修繕が不可欠です。

この高齢化社会において、段差の解消、玄関部分のスロープ、廊下や階段に手すりを設置する「バリアフリー化」が、建物の資産価値を保つためにも重要な要素となっています。

この種の工事は一般的に「バリューアップ工事」と呼ばれ、建物の劣化や損傷を修復・メンテナンスする原状回復工事だけでなく、建物が完成した当初から20年以上経過すると、住環境の水準に大きな差異が生じる可能性があるため、大規模修繕に必要な要素でもあります。

バリューアップ工事には追加の費用がかかることもあるかもしれませんが、これによって建物の価値を守り、さらに向上させることができます。高齢者や身体的に制約のある人々にとっては特に、より快適で安全な生活環境を提供することが重要です。

③資産価値の維持・向上
マンションやアパートの外観にひび割れやタイルの剥がれ、塗装の劣化が見られる場合、そのまま放置すると外観の悪化だけでなく、耐久性の低下にもつながりかねません。

これらの問題を放置することで、不動産の資産価値が徐々に低下してしまいます。特に、タイルの剥がれやひび割れによって外壁などに雨水が浸入すると、鉄筋が錆びる危険性が高まります。

鉄筋コンクリート構造の建物では、鉄筋が耐震性を向上させるために使用されていますので、鉄筋の錆びは建物の強度を低下させる可能性があります。

このような問題が放置されると、深刻な状態に進行し、気付いた時には予想以上の大規模な修繕が必要になるかもしれません。

大規模修繕は、こうした最悪の事態を回避し、問題が軽度の段階で発見され、修復されることを主な目的としています。

資産価値を維持し、向上させるためには、大規模修繕が非常に重要な取り組みであることが理解されるでしょう。これにより、不動産の価値を守り、将来的なリスクを軽減することができます。

■まとめ
「マンションの劣化」は、多くの人にとって具体的なイメージが難しいものかもしれません。

ですが、大規模修繕について「なぜ必要なのか？」という疑問がよく寄せられることがあります。実際には、適切な補修や修繕は建物を資産価値として保つために欠かせないものです。

「まだ問題ないだろう」と思っていても、定期的な点検を行ってみると、かなりの劣化が進行していることがよくあります。

もし、マンションや商業ビルで水漏れなどの事故が発生すれば、賠償責任だけでなく、建物としての価値も大きく低下する可能性があることを考慮するべきです。

そのため、建物の実際の状態を正確に評価し、修繕すべき箇所を優先的に対処し、長期的な大規模修繕計画を策定することが重要です。これにより、資産価値を守り、将来のリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

まずは、香川県高松市にある大規模修繕・マンション修繕&防水工事専門店である『大家の安心修繕』にご相談ください。

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